Question

こんにちは！

友人がマンションを購入するのですが、住宅ローンの頭金をどのくらいにするのがよいか悩んでいます。

4000万円前後の物件を購入予定です。

貯金と株、あと親からの支援を合わせると1000万ぐらいあります。

年収はまあまああるので、4000万円全て借りることもできるようです。

家族を養っていますので、生活に余裕があるかというと、余裕はありません。節約して、貯蓄してきたようです。

あまり詳しくは書きたくないのですが、子供2人と妻がいます。両親も今は元気ですが、収入は年金だけで、将来の介護も心配のようです。

長くなってしまいましたが、頭金をどれだけ出すのがいいのか、0円から1000万円の間で、参考意見を聞かせてください。

アドバイス、よろしくお願いします！

Answer 1

ご質問いただき、ありがとうございます。支援LOAN事務局です。

　住宅ローンの頭金をいくらにするのがよいかというご質問ですが、ご質問者様も書いておられるように、現在の家計的な余裕とか、今後の資金的な予定などを総合的に考慮して決めることが大切です。
細かいことをお聞きしておりませんので、一般的な説明になりますが、以下を回答を参考にしてください。

　頭金について、古い話になりますが、フラット35を提供している住宅金融支援機構が住宅金融公庫と呼ばれていた頃は、住宅ローンの頭金として2割以上を貯めるのが常識のように言われていました。
　これは、当時の住宅金融公庫の融資額が住宅購入価格の80％までとなっていたからと思われます。
現在では、フラット35は住宅購入価格の90％まで通常の金利で借りることができ、さらに金利を負担すれば住宅購入価格の90％超を借りることもできます。

　最近では、住宅ローン控除で借入額が多いほど、戻ってくる税金が多くなるなどの理由から、手持ちの資金に余裕があるのに、住宅ローンを多めに借りるかたもおります。
　また、新居に住むための、新しい家具や家電製品を購入したり、新しい車を購入したりする資金を手元に残すために、金利の低い住宅ローンを借りられるだけ借り入れているかたも見受けられます。

　ご相談者の場合ですが、手元資金が1,000万円あるということなので、2つのパターンを提案をさせていただきます。
1つ目の提案としては、700万円を頭金とし、残りの300万を今後の出費のために確保する　ことはいかがでしょうか。
2つ目の提案としては、400万円を頭金とし、300万円を今後の出費のために確保しておき、残りの300万円で積極的に投資をする　という提案です。

　上記はあくまでも案ですが、どちらのパターンでも10%以上の頭金を入れる、今後の出費のために300万円を手元に残すという方針です。10%以上の頭金は住宅ローンの借入金利を低く抑えるため、手元資金の300万円は急な出費にも対応でき安心して暮らせるためのお金です。
残りの300万円を頭金にするか、それとも投資に回すかは、ご相談者様の投資に対する考え方での判断となります。
　ご承知とは思いますが、投資をすることはリスクをとることですので、住宅ローンの利息以上に儲かることもありますし、元本割れをしてしまうこともあるという点に注意が必要です。

　長い説明になってしまいましたが、まだまだ書き足りないこともありますが、住宅は一生のうちで一番高価な買い物となります。是非、ご自分で調べるなり、周りの専門家に相談するなりして、後悔の無い判断をしてください。

当サイトでは、住宅ローンに詳しい専門家の方をご紹介しております。是非ご相談ください＜クリック＞。

Answer 2

頭金をいくらにするのがよいか、という質問ですね。

それは、物件金額に応じて決めてはいけません。
頭金を決めるのは、主に２つの観点から決定すべきです。

①家計の安全性を確保すること
②支払コストを低く抑えること

将来の生活を安心して送ることを重視する観点が①で、借入金額を少しでも減らし、家計への負担を減らそうとする観点が②だと言えます。

ポイントは、どちらをより重視するか、ということになります。答えは、ご自身で決めればよいことなのですが、安全性を犠牲にしてコストを抑えすぎるのは、避ける方が無難です。

従って、頭金をいくらにすべきか、と考えるより、手元にいくらの資金を残せば、将来の安心感が得られるのか、という風に考え方を変えて見られたらいかがでしょうか。

手元資金として残すべき金額がわかれば、頭金がいくらだせるか自動的にわかります。そしてのその場合の借入金額が、家計にとって無理な水準になっていなければ、問題ないことが確認できるでしょう。