追加でコメントさせていただきます。
将来の金利の予想が当たる確率は、たいして高くはありません。
ましてや、住宅ローンの金利の動きは、景気に連動する部分もありますが、必ずしも景気に連動している訳ではありません。
ここ何年かは、景気に連動しているというよりは、日銀の金融政策と競合他社との競争により金利が下がってきたといえるでしょう。つまり、日銀や個々の銀行経営についての予測も必要となるのです。
さて、どのくらいの確率であれば、自分の人生をかけた判断をできるのでしょうか?
人にもよると思いますが、どう頑張っても信頼に足りる精度にまで引き上げるのは不可能でしょう。
つまり、借換えのタイミングを金利の予測に基づいて決めるべきではないのです。
ここでは、借り換えは、何のために行うのか、もう一度考えていただきたいです。
「コスト削減」が目的だとしても、そのせいで家計に甚大な影響を与えかねないようなリスクまでとるべきなのか、ということを考えていただきたいのです。
むしろ、コストをコントロールしながら、将来の資産形成に気を配った方が、未来は明るいと考えます。
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