住宅ローンの借入期間は、以前はもっと短かったのですが、35年が一般的になってきました。
最長期間が長くなった最大の理由は、土地や建物の価格が値上がりしたためだと考えられます。
価格が上がりすぎて、これまでの住宅ローンでは購入ができなくなってしまいました。
そのため、住宅ローンの借入可能額を引き上げざるを得なくなり、借入期間を長くする、という選択をしたのだと考えます。
また、これに対応すべく、完済時年齢も高齢化させてきました。
返済を60才までから80才前後までOKとする銀行が増えました。
借入期間が35年まで可能だとしても、30年で借りたければそのようにできます。
とはいうものの、借入期間の最長は35年ではなく、50年です。
35年超の借入期間になると、当初適用金利が上昇するだけでなく、期間が長いから総支払利息も劇的に増えてしまいます。借入期間、金利等のバランスで35年くらいが伸ばせるギリギリと、多くの金融機関が考えているのだと思います。
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