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住宅ローンの借換えか投資かで悩んでいます

解決済 1 回答 164 閲覧 借換
現在借りている住宅ローンの金利が高いので他行への借り換えをしようか悩んでおりましたところ、銀行から投資の話を持ちかけられました。

借換えの諸費用が出せるくらいの余剰金は準備出来ているので、話を聞いているうちにその資金を投資にまわした方が得であるような気がしてきました。

昨今、世の中では仮想通貨やブロックチェーンといった投資にまつわる話題が沸騰しておりますが、ファイナンシャルプランナーの方からご意見を頂きたく質問致しました。

頂いたご意見を参考にどちらか決めたいと思いますので、是非とも良きアドバイスを頂けますと幸いです。

どうそ宜しくお願い致します。

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ベストアンサー
今ある現金を、借換えに利用するのか、投資をするのかという質問だと思います。
しかし、「どちらかを選択する」という考え方を変えることをお勧めします。

借換えをする目的は、コストの削減、リスクの低減などが主なものです。

借換えの諸費用は、融資金額の3%程度が諸費用として見込まれます。
仮に3000万円であれば90万円となります。

借換えの効果を、以下の2パターンに絞ってを検討してみます。

①コスト削減はできるがリスクは削減できない
90万円使って、仮に300万円のメリットを得られるとします。
しかし、それは金利が変化しない前提の、実態のないメリットです。
収益率は7%くらいのように思えます。
ただ、条件にもよりますが、そのメリットは、0.3~0.5%以上の金利上昇でふきとぶかもしれません。
金利上昇の可能性を考えれば、期待収益率は半分以下で見込んだ方がよいでしょう。

②コスト削減、リスク削減どちらもできる
仮にメリットが200万円、実質110万円のメリットを得られるとします。
金利が変わっても確実にそのメリットが得られるならば、数十年で倍以上の効率であったと言えます。
期待収益率は、3~4%程度というところでしょか。

金利上昇をどれくらいの確率で見込むかにもよりますが、期待収益率は①、②にあまり差がないかもしれません。

ただし、現在は借換えにおいて、諸費用を現金で出さずに借りることもできます。
従って、コストとリスクが削減できるのであれば、借換えをしない理由はないでしょう。

投資すべきかは、別に検討すべきだと考えます。
90万円を投資するのであれば、数十年で倍になるとしても、生活資金の足しにはなります。
しかし、年金の目減りは、退職金の減額などを穴埋めするにはあまりにも小さい金額です。

従って、今後のためのお試しという位置づけか、趣味といったレベルでしかないでしょう。
将来の資金の不安を解消するためならば、より計画的に検討して実行すべきです。
淡河 範明 2018/ 7/28
mik_1632 2018/ 7/30 選択
1コメント
mik_1632 2018/ 7/30
ご丁寧な回答をありがとうございます。
投資の話はお断りして借換えを前向きに検討していこうと思います。
借換えについて別途ご相談させて頂くかもしれません。
その際にはどうぞ宜しくお願い致します。
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