借換えをするなら、得をするかどうか最も知りたいことでしょう。
現在の借入金額が全期間固定金利で、、借換え後も全期間固定金利にするのであれば、得するか損するかを簡単に答えることができます。
現状の金利と借換後の金利が0.5%以上高ければ、ほぼ得をすると思われます。もちろん、借入残高や残存期間によっても異なるので、ご注意ください。
現在借りている、またはこれから借り換えるローンの金利が、変動金利や固定期間選択型となる場合は、結果は完済するまでわかりません。
例えば、現在の金利が1.5%の全期間固定金利で、変動金利0.5%に変更するとします。もちろん、当初は確実にメリットがでますが、将来金利の上がる幅やタイミングによっては、メリットがなくなるどころか、マイナスになってしまう可能性があります。金利差が1%ありますが、その金利差を超える金利上昇となると、確実に損をすることになるでしょう。
統計を見ると、「金利は上がらない」「金利が上がったらまた借換えすればよい」などといって、変動金利を選択する人が多いようです。それらの人は、現在の借入条件にもよりますが、今後の金利上昇幅によって、得をしたり損をしたりする、ということなのです。
上記の例であれば、金利が1%以上上昇すると、損をするかもしれない人といえますす。もちろん、そこまで上昇しなければ、得をするかもしれない人、ということです。
これまでの10年で、変動金利は1.3%以上の低下をしていますので、これからの10年で1%以上上昇する可能性は十分にあると思われます。ただ、あくまでも過去の実績が将来を保証する訳ではないので、何ともいいがたいのです。
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