住宅ローンを組む場合、金融機関は火災保険の加入を義務づけていますが、その保障の範囲については明示していません。
従って、最低でも火災に対する保障さえついていれば問題ないと言えます。
しかしながら、自然災害が起こった場合に、保障するのは、火災保険がカバーすることになります。
台風、洪水、土砂崩れなど、風害や水害を保障対象とすることでカバーできますが、もちろん、その分保険料が上がります。
従って、自然災害が不安な方は、火災保険で保障範囲を広くとることが大切です。
津波は、地震が原因となるため、地震保険に入っていないと保障されません。
地震保険は、義務ではないのですが、津波などだけでなく、地震を原因とする火災については、地震保険でしか保障されないので、心配な方は入るべきでしょう。
また、三井住友銀行やみずほ銀行は、「自然災害時返済一時免除特約付住宅ローン」というものを用意しています。これらは、災害にあった場合に、返済金額の一部や半分を保険で負担するというものです。
ただし、保険料は0.1~0.5%と金利に上乗せして払うのですが、保障金額と保険料をみると割高と感じる人もいるでしょう。
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