ご質問いただき、ありがとうございます。
質問に記載いただいていますが、「フラット35って、いろいろな銀行さんとか住宅ローン会社さんから借りられますよね。」→その通りです。
通常の【フラット３５】（買取型）を借りる場合には、どこの金融機関から借りたとしても、現時点では金利はほとんど同じです。そして、金融機関により、手数料が異なります。ややこしいのは、【フラット３５】には、一般的なフラット３５（買取型）以外にも様々な種類があります。
さらに、【フラット３５】を利用して注文住宅を建てる場合には、つなぎ融資を利用することが多いのですが、つなぎ融資の金利や手数料は、金融機関により異なっています。
また、住宅ローンには【フラット３５】以外にも、銀行独自の住宅ローンがあります。この銀行独自の住宅ローンにも変動金利型、全期間固定型、一定期間固定型、スッテプダウン金利型などの様々な種類があるうえに、団信の種類も異なっています。当然ですが、取扱手数料も異なります。
上記のように、様々な角度から住宅ローンを比較して一律にランキングすることは、少々無理があります。
世の中にあるランキングサイトは、ある部分を割り切って、可能な範囲でランキングしていると思われます。
話をフラット３５に戻します。
前述のとおり、【フラット３５】には様々な種類がありますが、住宅金融支援機構のホームページ「商品ラインナップ」に情報が記載されていますのでご覧ください。
参考までに、住宅金融支援機構のホームページから、【フラット３５】の商品に関する説明文章の一部をピックアップしてみました。
住宅ローンの知識がない人が読むと、何を選べば良いのかわからなくなってしまいますね。そのような時は、住宅ローンの専門家にご相談いただくのがよろしいかと思います。
- 【フラット３５】S を利用することで金利が一定期間引き下げられます！ 【フラット３５】をお申込みのお客さまが、省エネルギー性、耐震性など質の高い住宅を取得される場合に、 借入金利を一定期間引き下げる制度です。
- 【フラット２０】とは、【フラット３５】のうち15年以上20年以下の借入期間を選択していただく場合をいいます。【フラット３５】Ｓを利用することでさらに金利が一定期間引き下げられます！
- 【フラット３５（保証型）】は、金融機関が提供する住宅ローンをお客さまが返済できなくなった場合に、住宅金融支援機構が金融機関に対して保険金を支払う住宅融資保険（保証型用）の仕組みを活用して金融機関が提供する全期間固定金利の住宅ローンです。
- 【フラット５０】長期優良住宅を取得する場合にご利用いただける最長50年の全期間固定金利住宅ローンです。
- 【フラット３５（リフォーム一体型）】中古住宅を購入してリフォームする場合に対象となる住宅ローンです。【フラット３５】Ｓや【フラット３５】リノベを利用することで金利が一定期間引き下げられます！
- 【フラット35】リノベとは、下記の（1）または（2）の場合に【フラット３５】を利用する際の借入金利を一定期間引き下げる制度です。（1）お客さまが中古住宅を購入して性能向上リフォームを行う場合 （2）住宅事業者により性能向上リフォームが行われた中古住宅を購入する場合
補足として、
- 【フラット３５（保証型）】は、通常の【フラット３５】と比較して低金利で提供されておりますが、融資比率の制限等があります。頭金をたくさん用意できる人ほど、低金利で借り入れることができます。
最後に、
どのような住宅ローンが最適かということは、それぞれの事情（特に懐事情）により異なります。
資金的な余裕があり、優良住宅を購入するのであれば、【フラット３５（保守型）】をお勧めします。
頭金4割あれば、 ARUHI スーパーフラット6S 0.83%（当初10年）をご検討してみてはいかがでしょうか。（2020年2月時点の金利です）
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