住宅ローンの審査に落ちてしまったのですね。
審査に落ちた理由は、銀行員は教えてくれません。
しかし、だからといって理由がわからないまま、時間だけ経過したからといって再度申し込むのは、絶対にするべきではありません。
まずすべきことは、審査に落ちた理由を、高い精度で推測することです。
経験上、審査に落ちるのは80%以上が個人信用情報に問題を抱えているからです。
件の銀行員も、その可能性を指摘していますが、それが理由かどうかは調べれば、それなりにわかります。
ですので、すぐに個人信用情報を3社から取り寄せ、どのような登録になっているのか確認すべきです。
ご自身に身に覚えがない、というのであれば、それを目で見て確認すべきです。
これまで「記憶にない」と言われた方で、忘れていた借入や延滞がみつかったことが何件もあります。
個人信用情報に問題がないのであれば、原因は別にあります。その原因が何であれば、対策をほどこさないで審査に出そうとするのは、あまりにも無謀です。
これまで、何件も難しい案件を処理してきたので、ほとんどのものは想像がつきます。予想外の理由で審査につまづいていたケースとしては、同姓同名の人の信用情報のせいだったとか、カードを偽造されていたとか、免許証を7回も再発行していたからとか、スーパーホワイトだったからとか、色々なものがありました。
原因が判明すれば、対策をたてられます。
対策をたてて初めて、審査の確度が予想できるようになるのであって、現在の状態では、さっぱりわからないとしか言いようがありません。
それでも原因が不明な場合も確かにあります。その時であっても無暗に出すのはどうかと思います。できれば、専門家に相談して善後策を練るのがよいかと考えます。
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