住宅ローンの審査が通らなくて困っていらっしゃるのですね。
越境についての判断は、各金融機関の判断によります。
従って、一つの金融機関がダメになったからといって他がすべてダメな訳ではありません。
まずは、いくつかの金融機関に相談してみてください。
金融機関によっては、3つの対応パターンがあります。
①越境があるだけで断る
②越境について将来解消する合意がなされていれば融資する
③越境を気にせず融資する
今回は、①または②のパターンであると考えられます。
金融機関に確認し、解消合意の覚書等で融資が可能となるかを確認しましょう。
また、越境部分について今後どうするのか、隣家と話し合いをすべきです。
もし、①であれば、その金融機関はあきらめて、②または③の金融機関を探しましょう。
本来は、購入時点で仲介業者から越境に関する説明があったはずで、その時点で越境について今後どのような対応をするのか検討すべきでした。越境が解消できないとわかったら、購入しない等の選択も検討すべきなのです。
ただし、既に購入済みということなので、越境を解消するための条件や目途について隣家と話し合いをするべきです。具体的には、すぐに壊すのではなく、将来の改装や引っ越し等の時点で越境を解消する、というような目途をつけ、覚書などの形で合意内容を書面で残しましょう。
ログインまたはユーザー登録してからコメントしてください。