住宅ローンが審査に落ちた場合の相談ですね。
金融機関は、審査に落ちた理由は教えてくれません。
それは、判断の理由を教えることで、何らかのトラブルになる可能性があるからだと考えられます。
住宅ローンは、申込書の記載内容、一緒に提出された書類、場合によっては面談等によるヒアリング内容から、審査をすすめます。そこで、より詳しいい内容が知りたい場合には、質問して情報をさらに入手します。入手した情報で、返済がなされない可能性を強く感じれば、否決することになります。
その判断は、完全な情報に基づいてなされた訳ではありません。しかし、入手した情報の範囲内で、銀行の判断基準に基づき答えを出しています。そして、その判断に対して、申請した人から、間違っている等のクレームを受けたいとは考えていませんし、判断を覆すための交渉を受けることも、一切考えていません。
判断の理由を教えないことで、そういった行動を防止となると考えているのでしょう。
ちなみに、申込条件を変更して再申請すれば審査に通る可能性があるのか、と打診すれば、審査に落ちた原因を推測することができる場合もあります。
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