【住宅ローン】 シェンロンニュース おまけ特集号(3)
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また、住宅ローン情報だけではなく、少しでも皆さまに楽しんでいただけるように、おまけ欄も用意しております。和歌・短歌を通して、日本文化に触れる機会を提供できたらたいへん嬉しく思います。
さらに、YouTubeで住宅ローンの歌(テーマソング & 替え歌)もお楽しみいただけます。
今回は、おまけ特集号 第三弾です。
おまけ21 俵万智 サラダ記念日
白菜が 赤帯しめて 店先に うっふんうっふん 肩を並べる(俵万智)
ゆづくんが 羽を生やして 氷上に くわっどクワッド ぴょんちゃんの舞
サッカーワールドカップ・ロシア大会が開催されたからでしょうか、平昌五輪(ピョンチャン・オリンピック)冬季大会から、まだ半年しか経っていないのに、はるか昔のような気がします。羽生結弦(はにゅう ゆづる)選手の四回転(クアッド)ジャンプは素晴らしかったですね。今月には、国民栄誉賞も受賞しちゃいました。
おまけ22 石川啄木 一握の砂
友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ (石川啄木)
友がみな われより豊かに 見ゆる日よ ブランコに乗り 富士を眺める
街のどこからでも富士山が見える土地で暮らしていた頃は、金銭的な豊かさを羨ましく思ったものです。年をへて都市にでて歳をとり、故郷に立ち寄り今も変わらぬ富士を見ながらブランコに揺られ、こころ豊かでありたいと。
おまけ23 読み人しらず 古今和歌集
わが君は 千代に八千代に さざれ石の いはほとなりて 苔のむすまで(読み人しらず)
わが庵は 千代に八千代に さざれ石の 岩音鳴りて 龍のすむまで
わが国の国歌 君が代のもととなった和歌だそうです。そのためか、この和歌に対していろいろな説が唱えられております。興味深いのでいくつか紹介します。作者は身分が低かったため「読み人しらず」となっているが、後に、さざれ石にちなみ「藤原朝臣石位左衛門」の名を賜ることとなる・・・。「千代に八千代に」は、実は“や”で途切れ「千代にや千代に」の繰り返しであった・・・。とか、興味ある方は研究してみてください。ところで、わが国の国旗は知ってますよね。
おまけ24 高杉晋作 辞世の句
面白き こともなき世を 面白く 住みなすものは 心なりけり(高杉晋作)
面白き こともなき世を 面白く 住みなすものは おまけなりけり
有名な高杉晋作の辞世の句ですが、本人は上の句だけを作り、最期を看取った野村望東尼(のむら もとに)が下の句を付け足したという説もあります。下の句は晋作らしくないということでしょうか。人生が面白いことだらけのあなたには、どちらでもよい事ですね。
おまけ25 僧正遍照 百人一首
天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ(僧正遍照)
あまつ風 息のかよひ路 吹きとぢよ 仏の姿 しばしとどめむ
奈良の大仏は、奈良時代に奈良の都に造られ、鎌倉の大仏は、その約500年後の鎌倉時代に鎌倉に造られました。それから750年後の現在、2つの大仏を見られることだけで、ああ感激。
おまけ26 伊勢大輔 百人一首
いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほいぬるかな
いにしえの 奈良の都の 五重塔 京六波羅に あらわるるかな
今から千年ほどまえ、伊勢大輔が京都の宮中(九重)で、奈良の八重桜に思いをめぐらせて詠っていたとき、奈良を「七(ナナ)」と掛けていたのだろうか? ・・・そこまでは無理なので、四五六ではないけれど、七五六で勘弁願えれば。
おまけ27 俵万智 チョコレート革命
ピアニスト と呼ばれ 長き年月を かっとばしたき 一曲がくる
当サイトのシェンロンテーマソングを作曲してくれたピアニストは、過去を吹っ飛ばして、新しい道を切り拓いていくでしょう、たぶん。
おまけ28 藤原敏行 古今和歌集
秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる
龍来ぬと 目にはさやかに 見えねども 洋琴の音にぞ おどろかれぬる
写真をクリックすると、突然ピアノの音が出てビックリされた方もいらっしゃると思います。YouTubeは、音の出せるところか、イヤホン等でお聴きください。
おまけ29_1 紀友則 古今和歌集
君ならで 誰かに聴かせむ 旋律の 曲をも詩をも 知る人ぞ知る
紀友則は、誰かではなく君だけが自分の情趣を理解してくれるという想いをのせて梅の花を贈っているようです。我々のシェンロンソングは、あなたでも誰でもいいので聴いてほしいと・・・・。
おまけ29_2 在原業平 古今和歌集
世の中に 絶えてローンの なかりせば 春の懐 のどけからまし
「子供しかるな来た道だ 年寄り笑うな行く道だ」タヌキの上の張り紙が、なんともいいですね。
ところで、江戸時代の末期は、借金に追われて大変だったお侍さんも結構いたようですね。いつの時代もそうだと思いますが、街の中に、借金をチャラにしたい人や国が増えてくると、社会も不安定になってきますね。
おまけ30 詠み人知らず 伊勢物語
散ればこそ いとど桜は めでたけれ 憂き世になにか 久かるべき
借りればこそ いとど家計は いき詰まり 憂き世になにか 楽しかりけり
この機会に、伊勢物語を少し読んでみましたが、いつの時代も文学は、人が一番興味あることを描いています・・・。Wikipediaから少し抜粋してみると「各話の内容は男女の恋愛を中心に、親子愛、主従愛、友情、社交生活など多岐にわたるが、主人公だけでなく、彼と関わる登場人物も匿名の「女」や「人」であることが多いため、単に業平の物語であるばかりでなく、普遍的な人間関係の諸相を描き出した物語となりえている。」 物語の読後感、業平になってみたいが、それはそれで、大変そう・・・。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。続きをお楽しみに!
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明けぬれば (藤原道信朝臣) |
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