住宅ローンの返済口座が残高不足となってしまった場合にはどうなりますか?

 住宅ローンの返済口座が残高不足となってしまった場合にはどうなりますか?  住宅ローンを契約したら、言い換えると住宅資金を銀行から借りたら、長期間にわたり借金を返済していくことになります。

たとえば、3,000万円を金利1%で借りて、35年間の毎月払いで返済していくとしたら、毎月8万5千円を返済していきます。

どのように返済するかというと、銀行などの預金金融機関の口座から自動的に支払い(口座振替)をするように設定します。このように口座振替により、住宅ローンの返済をすることになります。では、この口座振替の口座の残高が不足していた場合はどのようになるのでしょうか。

 

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住宅ローンの返済用口座が残高不足のとき

住宅ローンの返済日に、住宅ローンの返済口座の残高が不足していた場合には、住宅ローンの返済が不能となります。

返済が不能となった場合には、直ぐに引落ができなかったと連絡をしてくれる金融機関があったり、相当日数が経過した後に催告書を郵送してくる金融機関もあります。

また、以前は電話や郵送で連絡が来ていましたが、時代が変わり、最近ではEメールやSMS(ショートメッセージ)による連絡も多くなっているようです。

スマートフォンの保有率が高くなったことによって、連絡がつきやすい方法に改善しているのでしょうか。

上記のように、住宅ローン返済における引落とし不能時の連絡は、金融機関により異なりますが、返済が1日遅れただけで連絡をしてくるとは、うるさい銀行だと思われる方もいるかも知れません。

しかしながら、日割りで遅延損害金が発生するため、1日でも早く延滞状態を解消するための対処をするためには、逆に、ありがたいことでしょう。

 

残高不足時の対応

残高不足(引落とし不能)時の対応としては、住宅ローンを借り入れている銀行と同じ銀行に返済口座が設定されている場合は、引落日直後であれば返済口座に不足額を入金することにより、返済が可能となる場合があります。銀行が再度、自動引落の処理をしてくれます。

また、住宅ローンの借入先がモーゲージバンクなどの金融機関の場合には、住宅ローンを借り入れている金融機関とは別の銀行に返済口座があるため、金融機関から指定された銀行口座(モーゲージバンク名義の銀行口座など)に返済額を振込むことになります。

住宅ローンの遅延損害金指定されている返済日に引落としができない(延滞した)場合、返済日の翌日から、遅延している元金に対して遅延損害金(年利14%程度)が発生することになります。

遅延損害金の計算は、1年を365日とする日割り計算となっていることが多く、具体的には以下のような計算式になります。

「遅延損害金の金額」 = 「返済の遅延している元金」 ×「遅延損害金の年率14.0%」 ÷ 「365(日)」 × 「遅延した日数」

返済の遅延している元金が10万円で、遅延した日数が8日の場合には、以下のように、遅延損害金は 306円 になります。

100,000円 × 0.14 ÷ 365(日) x 8(日) = 306円(遅延損害金)

 

意外に少ない遅延損害金

金融機関により異なりますが、住宅ローンの遅延損害金は14%程度に設定されています。この機会に、ご自分の住宅ローンの金銭消費貸借契約書などを確認してみてください。

遅延損害金の金利が、住宅ローンの残高の全体に掛かってくるのであれば、遅延損害金はかなりの金額になってしまいます。

しなしながら、返済額の元金相当額にしか掛かってこないので、実際のところ遅延損害金は大した金額にはなりません。

参考までに、3,000万円に対して、上記のように年利14%で8日間の借り入れをした場合の計算をしてみると、8日間で利息は92,054円となります。

8日間だけ借り入れて、9万円を超える利息が発生するとは、衝撃的ですね。

このように、遅延損害金は数日間であれば大した金額にはなりません。しかしながら、金額が少ないから遅れても安心かというと、そうでもありません。

引落とし不能状態を長期間にわたり放置してしまうと、個人信用情報機関にブラックリストとして登録されてしまったり、金融機関から期限の利益を喪失したことにより一括して返済を求められたりします。

ブラックリストに登録されたり、期限の利益を喪失する前には、住宅ローンを借り入れている金融機関からそれなりの連絡があるはずですので、早急に、適切に、対処することが大切です。

 

遅延損害金の年率

りそな銀行 14.0%

新生銀行 14.0%

じぶん銀行 14.0%

イオン銀行 14.0%

住信SBIネット銀行 14.0%

京都銀行 14.0%

トマト銀行 14.0%

楽天銀行 14.5%

アルヒ 14.5%

ソニー銀行 14.6

静岡銀行 15.0%

※ 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、他の地方銀行等は、ネット上では確認できず。

※ 2月23日時点のネットで確認できた情報です。住宅ローン商品により利率が異なる可能性があります。

 

住宅ローンの返済用口座を設定するときの工夫

住宅ローンの返済用口座の残高が不足していることにより、引き落とし不能とならないように、どのような対策を講じておくのがよいでしょうか。

サラリーマンの場合は、住宅ローンの返済口座と給与振込口座を同じにしておきましょう。

そして、給与振込日の数日後に住宅ローンの引落日が設定されるようにしましょう。

給与支払い日は、勤め先の会社の都合で決まっているので、自分の意志では決められないですね・・・。

給料振込口座と住宅ローン返済口座を同じにすることにより、金利を優遇してもらえたり、ポイントを加算してもらえることもあるようですので、金融機関の担当者や住宅ローンアドバイザーに確認してみてください。

 

 

 

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ふざけたきょうが
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(枡野浩一)
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