リノベ (その1) 「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと(ちきりん著)」のご紹介
巷では、住宅が余っていると言われております。 本当に、そうなのでしょうか?
どうも、家が余っているということは事実のようです。
都市部で暮らしていると分からないかもしれませんが、地方ではかなりの家屋に人が住んでいないということが起こっております。
そして、耳にしたことがある地方都市の駅前商店街もシャッター通りならぬ歯抜け通りとなっております。
翻って、大都市圏はどのようになっているのでしょうか。
家が足りないというより、土地が足りないということでしょうか。
一般的なサラリーマンでは都心の新築一戸建ては夢のまた夢という状況です。
都心の駅近の新築マンションの価格も高騰しており、なかなか手が出ない価格帯になっているのが現実です。
ということで、今回は、リノベ(リノベーション)のお話です。
- 目次 -
「中古住宅」+「リノベ」という選択
平成が終わり、令和となるこの時代、専業主婦というと古き良き昭和の響きがしてくるような気がするというのは言い過ぎでしょうか。
それはともあれ、夫婦共働きというスタイルが増えてきている現代、通勤に便利な都心に住宅を購入する方法として、中古マンションをリノベーションするということも選択肢になります。
定年退職して郊外に移るのではなく、都心のマンションをリノベ
仕事や、子育を終えた後は、郊外の庭付き戸建てに引っ越して、さらに畑も借りて作物を作りながら、のんびりと余生を過ごすことも一つの老後の暮らし方です。
逆に、子育てしていた時は、比較的広いスペースの住居が必要なので、郊外に暮らしていたけれども、子育てを終えて自分たちの時間も増え、都会で文化的な生活を楽しみたい方もいらっしゃるでしょう。
また、シングルの方たちが老後のことを考えて、いままでの借家主義をやめて、持ち家に切り替えることもあるでしょう。
この場合も、比較的都会に住むことになるのではないでしょうか。
このような方たちも、都心の高価な新築ではなく、中古+リノベという選択肢があるのではないでしょうか。
「ちきりん(Chikirin)」さんについて
「ちきりん」さんは、人気のブロガーです。「Chikirinの日記」は社会派ブログとして日本有数のアクセス数を誇っております。
また、「自分のあたまで考えよう」「マーケット感覚を身につけよう」(ダイヤモンド社)などの著書があり、最新刊が「「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」(ダイヤモンド社)です。
「ちきりん(Chikirin)」さんのリノベ
Chikirinさんの「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」は、ご自分でリノベをしてみて、その過程で調べたことや経験したことをベースに書かれているために具体的であり、元コンサルタント(今も?)らしく今までの著作と同様に鋭い洞察力を感じます。
部分的なリフォームではなく、リノベーションをするのであれば、「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」を一読されることをお勧めします。
Chikirinさんは、リノベをする前に、50冊以上の本や雑誌を読んだそうです。めんどくさがり屋のあなたは、せめて1冊この本をお読みになってください。
< 内 容 >
◆リノベ前に絶対に知っておきたい3つのこと
◆リフォームとリノベ―ションの違いって?
◆リノベ会社の5つのタイプ
◆ワンストップサービスのメリットと注意点
◆マンションならではのリノベの制約とは?
◆平米単価の「ざっくり予算」
◆個別相談のリアルな事例
◆工事とその後のスケジュール
◆現地調査って、なにするの?
◆見積書の見方がわからない!
◆助成金を申請するときの注意点
◆引越より不用品の処分が大変!
◆自宅をリノベ中の住まいはどうする?
◆リノベで「親の家」問題も解決できる
さいごに、個人的に、この本で一番参考になったのは、リノベ業者を選ぶプロセスの部分です。リノベ業者を選ぶことなぞ、一生のうちに一度ぐらいのことですので、皆さん初心者で、そして素人です。リノベ業者を選ぶ過程が、かなり具体的に記述されていて、さらにChikirinさんの考え方も書かれているので本当に参考になりました。
他にも、具体的な記述が満載ですので、ほんと、為になります。
今回のリノベ(1)はいかがでしたでしょうか。
それでは、リノベ(2)でお会いしましょう!
~ おまけ68 ~
花はいさ
香もおとろえる
ふるさとは
あなた昔の
心のままに
~ おまけ67のもと ~
我だけを
想う男の
つまらなさ
知りつつ君に
それを望めり
(サラダ記念日)
俵万智
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