リノベーション情報サイト / 【フラット35】リノベの“お得”情報

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シェンロン ニュース リノベーション・プラットフォーム「リノベ不動産」を運営する株式会社和久環組(本社:神奈川県横浜市神奈川区 代表取締役:鎌田友和)は、 全国のリノベーションに興味がある顧客に対して、 リノベーションイベント情報、 リノベーション物件、 リノベーション事例、 リノベーションコラムなどの全国150店舗の情報をお届けする国内最大級のリノベーション情報サイトをリリースした。

https://renovefudosan.com/

 

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以下の内容は、ローンのことを分かりやすくお伝えする<支援LOAN(シェンロン)事務局>からの情報です。

◆ リフォームとリノベーション

 今回の話題は“リノベーション”に関するものですが、まず用語の説明から始めましょう。“リフォーム”と“リノベーション”はなにが違うのでしょうか。リフォームとリノベーションを包含して、リフォームといったり、リノベーションといったりしている場合もあります。また、わざわざ、リフォームとリノベーションを使い分けている場合には、工事の規模と、住宅性能の向上の観点から使い分けているようです。“リフォーム”は、比較的小規模の工事であり、古くなったキッチンを新しくするような場合に用いられます。一方で“リノベーション”は、比較的大規模の工事であり、断熱性を高めた窓や壁に変えたり、段差を解消してバリアフリーにしたりして、住宅の性能を高める場合に用いられます。

 

◆ 中古住宅に対する国の政策

 2006年に国はこれまでの住宅政策を大きく転換する住生活基本法を制定し、その法律のもとで、豊かな住生活に向けて住生活基本計画を策定し、5年ごとに見直しをしています。直近では、2016年3月に閣議決定されており、この「住生活基本計画(全国計画)」(計画期間:平成28年度~平成37年度)のポイントは以下のようになっています。

【ポイント1】
若年・子育て世帯や高齢者が安心して暮らすことができる住生活の実現を目指す
・「若年・子育て世帯」と「高齢者」の住生活に関する目標を初めて設定
・ひとり親・多子世帯等の子育て世帯や高齢者等を対象に民間賃貸住宅を活用した住宅セーフティネット機能の強化策を検討

【ポイント2】
既存住宅の流通と空き家の利活用を促進し、住宅ストック活用型市場への転換を加速    
・マンションの建替え等の件数として、昭和50年からの累計を約500件とする成果指標を設定(過去の4倍のペースとなる数値)
・「空き家」に関する目標を初めて設定。「その他空き家」数を400万戸程度に抑制(新たな施策を講じない場合と比べて約100万戸抑制する数値)

【ポイント3】
住生活を支え、強い経済を実現する担い手としての住生活産業を活性化
・「産業」に関する目標を初めて設定。住宅ストックビジネスを活性化し、既存住宅流通・リフォームの市場規模を倍増し、20兆円市場にすることを目指す

 上のポイントからも分かるように、少子高齢化への対応、空き家問題・マンション老朽化問題の解決と共に、優良な資産としての中古住宅と、その流通を促進を目指しております。

 

◆【フラット35】リノベとは

 優良な資産としての中古住宅の流通を支えるためには、住宅購入者に対する資金的なサポートも必要となります。中古住宅の購入とリフォームとをセットで組める住宅ローンとして、住宅支援機構が独自に取組んでいる【フラット35】リノベがあります。以下では、この【フラット35】リノベについて紹介します。

 【フラット35】リノベとは、(1) 中古住宅を購入して性能向上リフォームを行う場合、または(2) 住宅事業者により性能向上リフォームが行われた中古住宅を購入する場合に、【フラット35】の借入金利を一定期間引き下げる制度です。(2017年4月1日から2018年3月31日までの申込受付分に適用されます。また予算の上限に達すると受付け終了となります)

 

◆【フラット35】リノベの住宅の条件

 また、【フラット35】リノベは、住宅金融支援機構が実施する制度で、中古住宅・リフォーム市場の活性化および住宅ストックの質の向上を図ることを目的としています。
 そのため、リフォーム工事前に適合していない基準について、リフォーム工事により適合させることが必要となります。

 【フラット35】リノベを利用するためには、【フラット35】の技術基準に加えて「基準を満たす性能向上リフォームを行うこと」および「中古住宅の維持保全に係る措置を行うこと」を満たす必要があります。

住宅金融支援機構のホームページより

 【フラット35】リノベには、「金利プランA」と「金利プランB」の2種類があり、必要とされる住宅の技術基準が異なります。技術基準のレベルは、 建築基準法 < フラット35 < フラット35(金利プランB) < フラット35(金利プランB)の順に高くなります。

 

◆ 性能向上リフォーム

 性能向上リフォームとは、省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、耐久性・可変性の住宅性能を向上させるリフォームです。以下に事例を用いて説明します。

省エネルギー性 ・断熱材を高性能なものに入れ替える
・窓を断熱性の高いものに交換する
・給湯器を性能の高いものに交換する
耐震性 ・耐力壁を追加する
・屋根を軽い素材のものに葺き替える
バリアフリー性 ・段差を解消する
・車いすなどでも使用できるよう便所を拡張する
耐久性・可用性 ・防水性を高め、柱などを湿気から守るため、ユニットバスを設置する
・木材に防腐・防蟻措置をする

 

 住宅性能が適合しているか確認するには、技術的な知識も必要としますので、リフォームを依頼する工務店などの建築士やアドバイザーなどと相談するのが良いでしょう。

 

◆【フラット35】リノベのお得について

 【フラット35】リノベは、「金利プランA」と「金利プランB」の2種類があり、以下のように、金利引下げプランが設定されています。リノベなしの一般の【フラット35】の高性能向けの商品である“【フラット35】S”の金利引き下げ幅が 年▲0.25%に対し、“【フラット35】リノベ”の金利引き下げ幅は 年▲0.6%となっております。2倍以上の引下げ幅となっており、【フラット35】リノベの“お得”さを実感できたと思います。

住宅金融支援機構のホームページより

 

【フラット35】リノベ の詳しい情報は、住宅金融支援機構のホームページをご覧ください。
http://www.flat35.com/loan/reno/index.html

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